おおぐち泌尿器クリニック|岐阜県瑞穂市の泌尿器科|前立腺肥大症の治療方法(日帰り手術)

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おおぐち泌尿器クリニック
岐阜県瑞穂市別府738番1
TEL:058–329–3088

前立腺肥大症の治療方法

前立腺肥大症の治療には、経過観察、行動療法、薬による治療、手術による治療などがあります。患者様の状態(診断結果)と治療法の特性を考慮して選択されます。

前立腺肥大症の新たな選択肢(日帰り手術)

経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)

Rezumを用いたWater Vapor Energy Therapy

前立腺肥大症に対する経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)は、尿道から専用の器具を挿入し、肥大した前立腺組織に水蒸気の熱エネルギーを加えて、前立腺を徐々に縮小させる治療です。従来の手術に比べて体への負担が比較的少なく、排尿症状の改善を目的として行われます。
世界の50か国以上で実施されています。

主な特徴は以下のとおりです。

対象 前立腺肥大症により、尿が出にくい、尿の勢いが弱い、残尿感がある、夜間頻尿があるなどの症状がある方
方法 内視鏡を尿道から挿入し、前立腺内に水蒸気を注入します
作用 水蒸気の熱で前立腺組織を壊死させ、数週間から数か月かけて体内で吸収されることで尿道の圧迫が軽くなります
利点 出血が少ない、入院期間が短い場合がある、性機能への影響が比較的少ない可能性がある
注意点 治療後しばらくは尿道カテーテルが必要になることがあり、一時的に排尿時痛、血尿、頻尿、尿閉などが起こることがあります
効果の出方 すぐに劇的に改善するというより、数週間から数か月かけて徐々に効果が現れることが一般的です

治療のメリット

  • 体への負担が比較的少ない
    前立腺を大きく切除する治療ではなく、水蒸気で組織を退縮させるため、従来の手術に比べて低侵襲とされています。
  • 手術時間が短い
    治療自体は短時間で終わることが多く、基本日帰りで施行いたします。
  • 出血が少ない
    前立腺を削ったりくり抜いたりする治療に比べ、出血量が少ない傾向があります。
  • 体内に異物を残さない
    インプラントなどを留置せず、水蒸気による熱作用で前立腺組織を縮小させます。
  • 性機能への影響が比較的少ない可能性がある
    従来の一部の手術と比較して、射精機能などが保たれやすいとされています。ただし個人差があります。
  • 薬物療法で効果が不十分な場合の選択肢になる
    内服薬で症状が十分に改善しない場合や、手術の負担をできるだけ抑えたい場合に検討されます。

治療のデメリット・注意点

  • 効果が出るまでに時間がかかる
    治療後すぐに尿の通りが大きく改善するわけではなく、前立腺組織が縮小するまで数週間から数か月かかることがあります。
  • 尿道カテーテルが必要になる
    治療後は前立腺が一時的にむくむため、数日から1週間程度、場合によってはそれ以上カテーテルを留置することがあります。
  • 一時的な症状が出ることがある
    血尿、排尿時痛、頻尿、尿意切迫感、尿閉、尿路感染などが起こることがあります。
  • すべての方に適応できるわけではない
    前立腺の大きさ、形、尿閉の状態、感染の有無、全身状態などにより、他の治療法が適している場合があります。
  • 改善の程度には個人差がある
    膀胱の機能低下が強い場合などでは、前立腺を治療しても排尿症状の改善が十分でないことがあります。
  • 従来手術より改善効果が緩やかな場合がある
    TUR-PやHoLEPなどの切除・核出手術に比べ、尿の勢いの改善がやや穏やかなことがあります。
  • 再治療が必要になる可能性がある
    長期的には症状の再燃や前立腺肥大の進行により、追加治療が必要となる場合があります。

治療の流れ

まず肥大症の程度や症状について調べます。
超音波検査や尿流動体検査、および現在の身体状況につき血液検査などで調べます。
服薬状況についても確認します。
例えば抗凝固剤(血液サラサラにする薬)などは一時的中止してもらう場合があります。
肥大症の状態を内視鏡検査にて詳しく調べます。
問題がなければ、同意書にて同意いただき手術日を決めます。
ご高齢の方は、手術当日は家族付き添いでお願いします。

費用について

WAVE治療はすべて保険適応の治療になります。

手術当日の窓口負担(目安)
1割負担の方 約5〜6万
2割負担の方 約10~12万
3割負担の方 約15〜18万

高額療養費制度の対象になります。

自己負担額を超えて支払った場合に後日払い戻しされる「高額療養費制度」または、手術当日の窓口負担額を軽減するために、「限度額認定証」を取得することをおすすめします。
支払いはご自身の自己負担限度額までになります。
限度額認定証をお持ちの方は、来院時に診察券・保険証と一緒にご提示ください。
※申請が必要になりますので、詳しくはご加入されている健康保険の窓口にお問い合わせください。

まずは、お気軽にご相談ください

  • ご高齢で持病があるので手術なんて心配
  • 薬は飲んでいるが今の症状を改善したい
  • カテーテルから解放されたいなど

お悩みの方はぜひご相談ください